母親の財産

お金について

こんにちは!

今日はお金の話です。わたしがお金について深く考えるようになった話です。

長いのですが、よかったらお付き合いくださいm(_ _)m

わたしの母は2018年2月に74歳で亡くなりました。すい臓がんでした。病気がわかってから10ヵ月で亡くなってしまいました。

健康だけが取り柄のような元気な母が、すい臓がんとわかったときは本人はもちろん、わたしたち家族も大変ショックを受けました。それもステージ4でした。

すい臓がんは沈黙の臓器といわれるように、がんと分かったときにはずいぶん進行していることが多いがんです。

70歳を過ぎても働いていましたし、コツコツ貯金して年金と合わせて老後はのんびり暮らしていけると考えていたようで、がんがわかったときは、「これから楽しもうと思ってたのに・・・」と泣いていました。思い出すと泣けてきます。

母が亡くなるまで、実家にどれくらいのお金があるのか全く知りませんでした。みなさん実家の財産って知っているものなのでしょうか?

亡くなったあとに引き出しを探して母名義の通帳と父名義の通帳を見つけて初めてどれくらいのお金を持っているかを知りました。

そして愕然としました。

一生懸命働いて貯めたお金を使わずに死んでしまうなんて・・・

わたしは、このことがとてもショックで。。。

可哀そうというか・・・、不憫というか・・・、切なすぎてどうしようもない気持ちでいっぱいになりました。いまもずっと引きずっています。

病気がわかった後、母に通帳はここに入っているからね。と言われていましたが、預金がどれくらいあるのか聞いていませんでした。

通帳を見るとコツコツ貯めていた形跡がありました。父と母それぞれ同じ額くらいの定期預金がありました。

貯金が全くなかったらそれはそれで怒りが収まらないでしょうけど、これくらい貯金があれば贅沢しなければ老後はそれなりに楽しめたでしょうに。

なんで使わないで死んじゃったんでしょう・・・

このことは今もわたしの中でくすぶっています。ずっーーと。

病気になったのだから仕方ありませんが、自分で働いて貯めたお金をほとんど使わずに死んでしまうなんて悲しすぎます。

主人は「家族に残してくれたんだから、それはそれでよかったんじゃないの?」というけれど、わたしの答えはそうではありません。

母の人生を否定するつもりはないけれど、どうしようもない気持ちが消えないんです。

じゃあどうすれば正解だったの?と聞かれたら、まだ答えは出ていないんですけどね💦

このどうしようもない気持ちが消えなくて、お金って何だろう???と深く考えるようになりました。そして、

●わたしの人生

●これから先

●上手にお金を増やして

●自分のために

●上手にお金を使って生きていく

ことが目標になりました。

もちろん家族のためにもお金は使いますが、自分にもお金を使います。そう思うようになりました。

余談ですが、

母名義の銀行口座の相続手続きは、わたしがすべて行いました。

この相続手続きには被相続人(亡くなった人)と相続人(残された家族)の戸籍が必要になります。

被相続人については、「出生から亡くなるまで」連続した戸籍が必要です。これがですね、結構大変なんですよ(T_T)

大変というか、面倒くさい。。。。

母は、生まれてからずっーーーと都内の同じ区に住んでいました。生まれてから一度も別の区に住民票は移っていないにも関わらず、生まれたときは別のところに戸籍がありました。

ひとつずつ遡っていかないといけないんです。

このことがあって、わたしは自分の出生から現在までの戸籍をそろえました。もしものことがあったときに家族が困らないように。主人にも伝えてあります。

そんなお金の話でした。

長い話にお付き合いいただき、読んでくださりありがとうございました。

ではまた!

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